EASTEND-TV 格闘技漫遊記330「【GLADIATOR 017】第5試合 ライト級 木敬志 vs 後藤陽駆」

EASTEND-TV 格闘技漫遊記330「【GLADIATOR 017】第5試合 ライト級 木敬志 vs 後藤陽駆」


京都市立上京中学校から、ラグビー京都府代表、そしてラグビー名門の花園大学へ、Abemaの格闘ドリーマーズに出演し「八木選手=マッチョバー」とメディアで人気の筋肉の塊がオクタゴンに降り立った。大胸筋をピクピクさせながら肉体美をアピールするのは、WARDOGウェルター級王者・八木敬志(猛者連本部)、対するはアマチュア修斗全日本選手権ライト級3位でプロデビューしたがプロ修斗戦績1勝4敗と戦績が悪い後藤陽駆(修斗ジム大阪)、戦績を見るとプロ選手として瀬戸際に立たされている事が伺われる。


【GLADIATOR 017】第5試合 ライト級 八木敬志(猛者連本部)WARDOGウェルター級王者 VS 後藤陽駆(修斗ジム大阪)


ゴングが鳴り打撃からタックルを仕掛けたのは後藤陽駆、だがタックルからの組合はラグビーとウェイトトレーニングで鍛えられた八木敬志に通用しない。
 

技術的には後藤陽駆の日向テクニカルに攻めているが、力を極めた八木敬志は、ラグビー名門花園学園で活躍してフィジカルは強い。オクタゴン際で粗削りの八木敬志の戦い方は「フォッ!フォッ!フォッ!フォッ!フォッ!・・・」と雄たけびを上げながらパウンドを撃ちこむ姿は、マーベルコミックのハルクを思い浮かばせるパワフルな攻撃、圧倒的なパワーで攻める八木敬志はパウンドだけで、そのパワーを生かした関節技を仕掛けないのは?あまり関節技が得意でなさそうなまま、1ROUNDが終わる。


2ROUND、両者距離を十分にとっての打撃戦からの組みあっての金網際の膝蹴りの押し合い。八木敬志の組み力に圧倒され、思い通りの攻撃ができない後藤陽駆、組み合った所からリフトアップで持ち上げられ八木敬志にパワー勝負では歯が立たない。


持ち上げられた所から逆さに落とされ、防戦一方で追いつめられる八木敬志だが、グラップリングのテクニックと極め技を知らない後藤陽駆もMMA(総合格闘技)のグラウンドの戦いではパウンドしか攻撃手段がない。八木敬志のパワーがこの試合を支配し2ROUNDフルパワーという印象を試合に残した。


勝者 八木敬志(猛者連本部) 判定 3-0



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